VLISCO”社は創業170年を越えるアフリカンテキスタイルの老舗メーカーです。
アフリカンプリントのパイオニアであるVLISCO社はグループ会社に、VLISCO/ Woodin / Uniwax / GTPという4つのブランドを展開しています。
4ブランドはそれぞれコンセプトが違い
Woodinブランドはファーストファッション、既品のウエアを展開しています。
GTPやUniwaxは現代テキスタイルを扱い、普段使い向けのテキスタイルブランドとなります。
その中でも、「VLISCO」ブランドはトップクラスの品質で、スペシャルオケージョンのドレスを仕立てるためのテキスタイルブランドです。
その確かな品質は現地の人々はもちろん、アメリカやヨーロッパで暮らすアフリカの人々にも愛され続けています。
そして、そのクリエイティブなデザインはたくさんのビッグメゾンともコラボレーションを展開しています。
SAWA SAWA は”VLISCO”社の日本正規取扱店の第1号です。
VLISCOブランドは世界でただ一つの多彩で豊かなオリジナルデザインを生み出しています。
1つの形に完成させるまでテキスタイルデザイナーが18か月をかけ手描きスケッチから色付けまで作品を製作し、さらにそこから6週間かけ仕上げていきます。そうして完成されたものがVLISCOオリジナルデザインとして認められます。
VLISCO社のオリジナルテキスタイルが作られる工程はトップシークレットで守られています。
27もの工程で作られるワックスプリントは機械装置だけでなく、いまだに人の手によって仕上げられています。
デザインも人の手によるスケッチから始まり、職人の手によって仕上げられるワックスプリント。
だから、VLISCOブランドが作るワックスプリントはどれも同じものはないオリジナルな生地なのです。
VLISCOブランドの独自で作りだしている色深く鮮やかなカラーはしっかりと長続きすることで有名です。
ワックスプリントの手法は、まず初めにインディゴで染めることで、アイキャッチなモチーフが映し出されていきます。
更にいろいろなカラーで染めを重ねていくことで、VLISCOしか出せないカラーデザインが生まれます。
新作デザインには、たくさんのカラーパターンを揃えることで飽きのこないデザインとなっています。
170年以上もの前に、VLISCOはアフリカンプリントのパイオニアとなりました。
その年月に培われた経験や教えこそVLISCOブランドのものづくりを進化させてくれます。
オランダから船で渡って西アフリカや中央アフリカのマーケットに直接渡っていたワックスプリント。
原産国がオランダということもあり、その頃からVLISCOのワックスプリントは”WAX HOLLANDAIS”と今でも呼ばれています。
衣服とは、ただ単に「身体にまとうもの」ということ以上により意味が深く、個性を表し、気持ちを伝える手段でもあります。
VLISCOのワックスプリントはアフリカの人々にとって”SELF-EXPRESSION”自己表現の手段となっています。
そのため、古典のワックスプリントは古くから伝わる物語があるのです。
ファッションのひらめきを大切にしてほしいからVLISCOは生地だけでなく、その生地で仕立てたコレクションを毎回発表しています。
あらゆるオケージョンでもファッションを楽しんでもらえるようなデザインを心がけています。
170年という歴史の中で築いてきた絆があり、それがゆえ今もVLISCOのワックスプリントはアフリカの人に愛され親しまれています。
文化や伝統を大切にしているアフリカの人たちは特別なときのために着るものを決めています。
そのかけがえのない伝統を守るためにVLISCOもワックスプリントを作り続けています。
これからもワックスプリントの伝統を大切にしながら、アパレルブランドとのコラボレーションなどVLISCOにとって新たな試みや革新も大切です。
いままでの170年に培われた経験をもとにVLISCOブランドはこれから先の170年に進みます。